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Samui島の食堂_ショートエスケープ 11

Samui島での日々は、都会のなかで眠ってしまっていた感性を目覚めさせてくれて、何を見てもひとつひとつ感動があって、本当に話が尽きません!

The Tongsai Bayのガーデンで、歓声を上げたほどに美しいエメラルド色の細い蛇を見たことや・・・
Six Senses HideawayのVillaへの道で置物のように座っていたを大きな蛙と遭遇したことや・・・
都会だと飛び上がるほどにドキドキしてしまうそれらが、あまりに自然で、少しもドキドキせずにむしろ愛でている自分を発見することも不思議でした。

そんななかでまた別の意味で印象深い経験のひとつは、Six Senses HideawayでスクーターをレンタルしてSamuiの町を巡ったことでしょうか。
ただし、運転は彼。私も運転したかったのですが、自転車以外二輪に乗ったことがない私が、海外の知らない町でいきなりスクーターを運転することを彼に強く反対されて実現できませんでした。
そう、彼は意外に慎重なのです。

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さて、寺院を巡り、かなり略式でサイシンを巻いてもらったり、鐘を叩いたりして、お腹も空いてきたお昼どき。
もちろんおいしいのですが、リゾート内の気取った料理に飽きていたので、地元の料理を食べたいと、スクーターで走りながら、地元の人でにぎわっているお店をさがします。
これぞ、と思ったお店の前でスクーターを停めて、店に入りましたが席は満席。
どうやらお店の人は英語が通じず、声もかけてもらえません。
彼はあきらめて別の店をさがそうモードだったのですが、おいしいものにはとくに冴える私の勘がこの店がいいと主張して、しばし席が空くのを待つことに。

と、近くのテーブルに座っていた女性が、自分が相席になって、たどたどしい英語で空いた席に座りませんか?と声をかけてくれるではないですか。
なんと、彼女はThe Tongsai Bayの従業員。私たちを見憶えていてくれていたのです。
Samui島出身のAuさん。その日はオフの日だとのこと。その後は、結局彼女に頼りっきり。
オーダーは厨房の前に行って自分で紙に書くのがシステムでしたし、わからないことだらけでしたから。
メニューを選んでもらい、出された食事の味付けもアドバイスしてもらい、お会計も手伝ってもらい・・・
彼女に出会わなかったら、途方に暮れていたかもしれません。
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Auさんはこの厨房の前のカウンターに置いてある紙にオーダーを書いていました。

食事ですか?
もちろん、とてもおいしかったですし、外国人相手のホテル価格を見慣れてしまっていた身には嘘のように安かったです。なにせ一皿50バーツぐらいですから、およそ10分の1といったところでしょうか。
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Auさんに教えてもらった食べ方。
焼きヌードルのほうには、グラニュー糖とトウガラシの粉を振りかけて、よく混ぜて食べるのが一般的。
海老料理は十分に辛いので、そのままでOKです。
彼女はメインと一緒にトム・ヤン・クンを頼んでいましたが、それにはグラニュー糖とトウガラシの粉とトウガラシの酢漬けを入れていました。辛そうです・笑。
by cafe-D | 2010-03-28 10:24 | Bon Voyage